雑巾鬼

節分の翌日、玄関ホールのアトリエコーナーで絵を書いているときに、赤い絵の具が溢れてしまった。
白い雑巾で拭いているとみるみるうちに赤色に染まっていく。

赤く染まった雑巾が鬼の輪郭にそっくりなことに気付き、画用紙で目と口と角を作ると即席の〝雑巾鬼〟が完成した。
昨日はよくもやってくれたなと言わんばかりに、再び絵を描き始めたNちゃんであった。