〝かたつむり〟から広がるあそび

保護者の方が、ご家庭で繁殖した〝かたつむりの赤ちゃん〟を全クラス分持ってきてくださいました。

ケースの中には、体長5mmにも満たない小さなかたつむりの赤ちゃんがいます。

興味津々の子どもたち

かたつむりを持ってきてくれたAくん

お母さんが上手なんだと教えてくれました。

キャベツを食べるんだよと先生や友だちに教えてくれています。

年中のあるクラスでは、

ろくろ

円状に切った画用紙

2つを使って面白いあそびへと繋げていました。

画用紙を置いたろくろを回して、ペンを優しく置くと・・・


ぐるぐる綺麗なかたつむりの殻が描かれていきます。
強すぎてもだめ、優しすぎてもだめ、絶妙な筆圧が必要です。


美しい模様

魅力的なあそびに子どもたちが吸い寄せられます。

慣れてくると保育者の力は必要としません。

ペンを持つ子と、ろくろを回す子に分かれて協力していました。

〝一緒に〟〝ともに〟をたくさん経験することで友だち関係も築かれていきます。

かたつむりの赤ちゃんから、面白く素敵なあそびへと広がっていきました。

生活の中での出会いを、あそびへと繋げて、子どもたちの経験がより豊かなものになっていきます。

かたつむりの赤ちゃんはどんな殻を付けて大きく成長してくれるでしょうか。