幼稚園での経験が、自信の土台となる

小学校進学へ向けて、年長児が小学校見学へ行きます。
昨日はその打ち合わせに行ってきました。

打ち合わせの中で、小学校の先生からとても嬉しいお話を伺いました。

小学校では現在、《むかしあそび》を行っていて、その中でコマが盛り上がっているそうです。

宮前幼稚園卒のAちゃんはコマの技術はさることながら、回せない子に対しても、とても優しく、丁寧に教えてあげる姿があるそうです。

小学校の先生がAちゃんに
「どうしてそんなに教えてあげるのが上手なの?」
と尋ねると、Aちゃんは、
「幼稚園のときに、コマ大会の実行委員をやったから、コマ大好きなの」
と答えたそうです。


《コマ大会とは? 昨年度の様子から》

3学期に、有志の年長児が実行委員となりコマ大会を開催しています。
準備から当日の司会進行までを、子どもたちが企画運営しています。

コマ大会当日の様子

司会進行も実行委員の年長児が行います。

当日までに委員の子どもたちで集まって準備を進めます。

メダルづくり

賞状づくり

完成した賞状を友だちと見せ合う

立派なトロフィーも作りました

実行委員の子は、クラスの代表としてコマ勝負には参加しません。
裏方として、コマ大会を支えます。

自分の力を人のために発揮することが嬉しいと感じられているからこそ、実行委員として立候補できるのだと思います。


この実行委員での経験がAちゃんの大きな自信となり、自信があるからこそ、優しく教えてあげる姿に繋がっているのだと思います。

幼稚園の時の経験がAちゃんの自信の土台となって小学校でもその力を発揮できている。
嬉しく、幸せなお話を伺うことができました。