在職員の声 Staff Interview

これから幼稚園で働くことを考えている学生の皆さんには、ひとつでもたくさんの園を見学して、「自分が働いている姿が想像できる園」に巡り合ってほしいと思います。

このページでは、それぞれに思い悩んだ就職活動時期を経て、宮前幼稚園で働くことになった、現役先生たちの声をご紹介します。

入職の決め手は園長の言葉。「とにかく、毎日が楽しい」

藤森美佳先生
2015年04月入職
東京家政大学卒
入職の決め手は園長の言葉。「とにかく、毎日が楽しい」

藤森の就職活動の方針は「自分が一番いいと思える園庭環境の園で働く」ということだった。卒論も「園庭の環境」をテーマに取り組んだ藤森は、見学時に宮前幼稚園に魅せられ、試験を受けることを決めた。果たしてその試験内容はどのようなものだったのか? 補助として過ごした1年目の仕事内容は? 宮前幼稚園で先生として働くやりがいとは? 学生時代の友人たちに「今が楽しい」と心から言えることが何よりの幸せという藤森に聞きました。

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どうして宮前幼稚園で働くことにしたのですか

出身が長野県ということもあり、保育と共に自然環境分野にも興味があって、大学では自然環境をテーマにしたゼミに入っていました。卒論のテーマも「園庭の環境」、ですから園庭環境には自分なりの理想や思いがありました。卒業時の選択肢は長野に帰るか首都圏にとどまるかの二択。長野の園にも、関東の園にも見学に行きました。全部で5園くらいです。それで出した結論は、自分が一番いいと思える園庭環境の園で働くということ。そのことを大学の先生に相談したところ、あなたなら気にいるんじゃないかと紹介してもらったのが宮前幼稚園でした。

見学に来て、すぐに宮前幼稚園で働きたいと思ったのですか

最初の見学は、あえて何も事前情報を持たずに来たのですが、第二幼稚園の園庭に入る通路でまず感動しました。これはすごいぞと、終始ワクワクドキドキしながら園中を園長先生に案内してもらい、帰り道にはほぼ心を決めていました。園長先生がどんな思いで園庭を整備されてきたか、その言葉のひとつひとつに共感できました。単に敷地が広いとか、遊具が豪華とか、そういうことではなくて、園庭環境と子どもの育ちの関係性に深い思いがありました。そう考えると、決め手は園庭ではなく、園庭への思いを話して出さった園長先生の言葉です。

園庭環境以外に見学で印象的だったことはありますか

副園長先生に「あら、いらっしゃい」と、とてもあたたかく迎えられたことが印象に残っています。また園自体が大きいので先生の数も多く、色々なタイプの先生がいらっしゃる感じがして、ここなら私でも無理せず一生懸命できるのではと感じました。

実際に働いてみて、働き心地はどうですか

とても自慢できる職場環境です。幼稚園や保育園に就職した学生時代の友人とたまに会って話をしますが、中にはツラいとか大変だとか言っている友人もいます。そんな中、私は楽しいよって言えるのがすごくうれしいです。

楽しい理由は何だと思いますか

きっと私がやりたいことや大切にしていることと、宮前が求めていることや大切にしていることが一致しているからだと思います。

一日の流れを簡単に教えて下さい

6時に起きて7時過ぎには家を出て7時40分くらいに園に着きます。保育時間以外の仕事内容は、基本的に担任の先生とは別で、園全体のための仕事です。具体的には、朝は動物の世話だったり、園舎内の掃除や、園庭の環境整備などです。午後は担任の先生から「お手伝いの紙」が出ているかチェックします。これは、担任の先生が一人では準備が大変な場合に、助っ人を募る制度で、紙が出ていたらそのクラスに手伝いに行きます。保育中の動きは、二ヵ月交代で年少・全体フリー・つくしんぼ教室をローテーションします。

試験内容はどのようなものでしたか

筆記試験と実技試験がありました。筆記試験は作文と、半日子どもたちと遊び、イラスト付きでエピソードを描くという2つでした。実技試験は、帰りの会で絵本を読ませてもらい、それを園長先生と主任の先生に見てもらったのと、さまざまな素材の中から何を使ってもいいのでひとつ何か作ってみる「造形」のテスト。あとはピアノ。実技試験はその3つです。

最後に、これから園探しをする学生さんの皆さんにメッセージをお願いします

いっぱい迷ったりたくさん悩んだり、いろんな人に相談したりすると思いますが、自分で決めることが大事だと思います。たくさん園見学をすると、段々と分かってくることも増えてきます。その上で、自分がいいと思える園に出会うまで、探し続けてほしいと思います。

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幼少期に夢中で駆け回った園庭を、今は先生として駆け回る

加藤晶乃先生
2014年04月入職
立教女学院短期大学卒
(宮前幼稚園 卒園生)
幼少期に夢中で駆け回った園庭を、今は先生として駆け回る

加藤は、小学校低学年のときにすでに「幼稚園の先生になろう」と決めていたという。それは、幼稚園時代の楽しい思い出を、今度は子ども達に提供する側になりたいと思ったからだ。目指したのは、園の雰囲気も行事の内容もよく知った、母園である宮前幼稚園。実際に先生になってみて、今思うことを聞きました。

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どうして宮前幼稚園を選んだのですか

私の母園だからです。妹も弟も通っていました。その時がすごく楽しくて、今も幼稚園時代の思い出がたくさんあります。小学校の低学年ころには、宮前幼稚園で先生として働きたいと思ってきました。小さい子どものことも好きだったので、宮前幼稚園の先生になりたい気持ちは揺らぐことがなく、高校に入学した時はどの養成校に行こうかと考えていました。

宮前幼稚園以外にも色々見学に行きましたか

実習でほかの幼稚園を見に行きました。あとは友達の話を聞いたり、養成校の先生に話を聞いたりして、ほかにも色々ないい幼稚園があることを知りましたが、私はやっぱり宮前がいいと思って、試験も宮前だけ受けました。

やっぱり宮前幼稚園がいいなと思ったのはどんなところですか

日々の保育のあり方が、宮前は素敵だと思います。手をかけて、時間をかけて、毎日毎日子ども達のために何ができるかを考えます。必ずしもそういう幼稚園ばかりではないので。副園長先生をはじめ、先輩方が気を配って声かけをして下さいますし、その優しさ、あたたかさにも惹かれました。園庭はもちろん魅力的で、環境も素晴らしいと思います。

働き心地はどうですか

日々の保育や行事の準備は本当に大変です。でも、その分、自分の頭を使って保育をしている実感がありますし、達成感もあります。行事で子どもたちがすごく輝いている姿を見られること、またそれをお家の方が見て感動して下さるところも嬉しいですし、頑張って良かったなと思います。子どもたちの初めての瞬間、例えば、泣いて登園していた子がいきいきと遊べるようになったことや、友達と一つの物を作り上げたときの笑顔など、そういったところに出会えるのも素敵な仕事だなと思います。

一日の流れを簡単に教えて下さい

6時から6時半くらいに起きて、7時半前後に家を出ます。自転車で10分程なので、7時40分くらいに園に着いて、教室で準備をして朝礼に出ます。一日保育をして14時半くらいから掃除や翌日の準備をしています。日案は幼稚園で完成させられればいいのですが、家で書くことが多いです。ゆとりのある時は仕事後、同期とごはんを食べに行くこともありますし、週に1〜2回はジムにも通っています。

日案は誰かにチェックしてもらうんですか

はい、2年目までは学年主任の先生に見てもらいます。毎朝、机の上に置かせてもらいます。チェックしてもらうのは、時間配分や具体的な声のかけ方、動き方など。例えば子ども達に伝えたいことをどう保育に絡めて伝えるかとか、持ち帰らないといけないものを、どういう方法で導きスムーズに持ち帰られるようにするかなど、シミュレーションしながら見てもらいます。

毎日忙しくても頑張れる、この仕事の良さを教えて下さい

やはり子どもたちの存在です。私が落ち込んでいる時でも、笑顔で明るく「先生」と迎えてくれる子どもたちがかわいく、頑張ろうと前向きな気持ちになります。

学生さんの中には保護者との関係性について不安を感じていらっしゃる方もおられるかと思いますが、その点はどうですか

私も以前は不安に思うことがありましたが、主任の先生をはじめ、色々な先生に相談することでアドバイスをいただいたり、保護者の方へも声を掛けてくださったり、園全体で支えていく環境が整っていると思います。また、去年初めて担任をしてみて、目の前の子ども達に一生懸命向き合うことがすべてだと分かりました。一生懸命さは必ず保護者の方にも伝っていると思いますし、評価してくださいます。保護者の方から「先生頑張ってね」と、あたたかい言葉をかけてもらったこともあり、嬉しかったです。

これから園探しをする学生さんにメッセージをお願いします

先生同士の人間関係は大事だと思います。職員室の雰囲気というか、自分がそこに座っているイメージが持てるかどうかは、よく見極められるといいと思います。緊張感があり過ぎたり、緩すぎたりするのもどうかと思います。先輩、後輩の上下関係はもちろん宮前にもありますが、人間関係がよくない場所では、成長もできにくいと思います。

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自らの成長を実感する毎日。
「学び続ける姿勢」を大切にしたい

和田恵美先生
2013年04月入職
玉川大学卒
自らの成長を実感する毎日。
「学び続ける姿勢」を大切にしたい

「石の上にも3年」という言葉もあるように、3〜4年目を迎えると幼稚園教諭として分かることが増えやりがいもアップする。その反面、仕事の大変さや責任の重さに改めて向き合う時期でもある。目の前の子ども達との関わりに精一杯だった新人時代を経て、クラス全体のこと、学年全体のこと、さらには園全体のことを見渡せるようになっていく中で、和田が今、考えていることを聞きました。

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今、担任は持っていますか

年中を担任しています。2年目から担任で、2回とも年中です。

宮前幼稚園の働き心地はどうですか

当たり前のことですが、宮前幼稚園は常に子どもが主体。活動もクラスの子どもたちの興味に合わせて決めるので、どんなやり方が良いか悩んで苦しむこともありますが、子どもたちは自由でのびのびしていてすごく楽しいと思います。そんな子どもたちと生活できる嬉しさを日々感じています。

悩んで苦しむのは具体的にどのような点ですか

時間を取られるという意味で一番大変なのは、日案(翌日の保育計画)を立てることです。カリキュラムが決まっていない分、一から自分の頭を使って考えないといけません。計画を立てたあとも、例えば工作をしようと考えるとそのための紙やボンドの用意がありますし、下準備をしているとアッと言う間に時間がたってしまいます。

日案は毎日先輩に提出するのですか

2年目までは提出をしていましたが、私は3年目なので提出はしません。自分で計画を立てて、不安なところだけ先輩に相談します。日案のほかに週に一度、週案を書くのですがこの二つは手書きです。他に、クラスのポートフォリオを作成しています。これは、保育中に撮影した写真を印刷し、そこに子どもたちが楽しんでいることや工夫していたこと、保育者の思いを記すものです。保護者の方に対しても、子どもたち一人ひとりの育ちをお伝えしやすいですし、嬉しさを共有できます。最初は大変でしたが、慣れると楽しくなってきます。

自身が1、2年目と比べて力がついてきたと思えるのはどういう時ですか

子どもへの声かけのレパートリーが増えたり、子どもの姿を冷静に見られるようになってきたと感じます。クラス活動のアイデアも増え、以前はやることを考えるのに必死でしたが、今はクラスの興味や関心を見てこれがはまるかなと考えたり、クラスカラーに応じて活動を選択できるようになってきました。子どもが関心を持てそうなことを見通せるようになってきていると感じます。

これまでの先生生活の中で、忘れられない出来事を教えて下さい

2年目のことです。私はピアノが苦手なんですが、誕生日会の時にピアノの席に座ると子どもたちが「先生大丈夫?」って聞いてきてくれました。私がピアノを苦手なことも、ドキドキしていることもちゃんと知っていて、私のことも分かっていてくれているんだなとその時に思いました。私が子どもを見ているように、子どもたちも私の事をちゃんと見てくれていることに感動しました。私も含めて育ちあいの関係なんだと思いました。

先輩からのアドバイスで、印象的だったことはありますか

あり過ぎます。例えば、コマ大会という行事があるのですが、その中にクラスから2人しか出られない競技があります。その競技に、まだあまり自分に自信が持てていない子が出ることになったので少し心配していたのですが、見事2位に入賞しました。でも人前に立つのも苦手なため、表彰式で年長さんが首にかけてくれたメダルを、ぽいっと投げてしまいました。私はとにかくその子のことが心配で駆け寄って対応をしたのですが、あとから先輩に「年長さんはどう思っただろうね」と言われました。私の頭はそこまで回っておらず、振り返ると対応はベストではなかったと思いました。自分のクラスのことだけを考えていると、他の学年のことが見えなくなってしまうことがあります。もっと視野を広げて、他学年や全体とのつながりや背景を見られるようにならなければいけないと、強く印象に残った出来事でした。

後輩も増えそろそろ中堅と言える立場になります。後輩に対して心がけていることなどありますか

今、私がそうしてもらっているように、相談しやすい先輩でありたいと気を付けています。私も1年目から今まで、色々なことで戸惑ってきました。後輩も同じようなことで戸惑うと思うので、自分のことを思い返しながら、緊張させないような雰囲気を作って話をするようにしています。後輩の先生たちが、いきなりベテランの先生に話しかけるのは勇気がいる場合もあります。だから、私のような真ん中が上手く橋渡し役になれればと思います。とはいっても、私自身まだまだ分からないことがたくさんありますから、学ぶ姿勢を常に大事にしています。そんな姿を見せることも、大切じゃないかなと思います。

改めてこの仕事のやりがいを教えて下さい。

子供たちの成長に触れられることです。出来なかったことが出来るようになった瞬間に立ち会えるのはもちろんですが、友達との関わり合いの中に成長を見つけられるとさらにうれしいです。例えば今までは自分の思いしか言えなかった子が、お友達の思いを聞けるようになったときなど、幼稚園は人間関係の土台作りをする場所だと思っているので、とてもうれしいです。また、子どもの発見や感動に触れることが出来る事もやりがいです。園庭の片隅に小さなお花が咲いているのを見つけたり、寒い日に息が白いことに驚いたり、大人には気付けなかったり当たり前のように感じてしまうことにも子どもたちは感動して、私もそれに感動します。子どもの気づきが私の学びと言うか、すごく面白いことに子どもたちは気付くんだなと日々思います。

最後に幼稚園探しをしている学生さんに、メッセージをお願いします

私は先生が主体で進めていく保育ではなく、子どもたちからの発信を受け止め、子ども達が主体で進められていく保育が素敵だと思います。見学の際は子どもと先生の関係や、やり取りを良く見られると良いと思います。子どもが主体だと意識している先生は、子どものどんな姿も受け入れていて、例えば「やだ!」と子どもが言っていても、「そっか!やりたくなったら一緒にやろう!」と子どもが興味を持った時に気持ちよく活動に入れるようなかかわり方をしています。一日の見学では分からないところもあると思いますが、心からここで働きたいと思える園と出会えるように、頑張ってください。

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よき先輩であるために「後輩の話にじっくり耳を傾けたい」

佐藤友佳先生
2010年04月入職
鶴見短期大学卒
よき先輩であるために「後輩の話にじっくり耳を傾けたい」

「17人いる担任の中で上から3番目になりました」と話す佐藤は、学年主任もつとめ、宮前幼稚園の中ではベテランの域に入る。そのため、後輩指導も毎日の大切な仕事だ。指導を始めた当初は「先生としてのあり方」を優先し、後輩の性格を理解し、良さを引き出すことができなかったと振り返るが、今では「先生の個性を尊重し、それを伸ばすことが園のためでもあり、子ども達のためでもある」と思えるようになった。後輩指導を通じて、自らも改めて学び直していると語る佐藤の心構えを聞きました。

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宮前幼稚園には何人先生がいて、佐藤さんは上から何番目ですか

フリーの先生も合わせると21人います。そのうちクラス担任は17人、私はその中で上から3、4番目です。事務の先生はまた別にいます。

会社でいうとマネージャー的な立場だと思いますが、後輩との関係づくりにおいて気を付けていることはありますか

やっぱり何でも話せる職場環境作りに気を付けています。プライベートのことも保育のことも。相手と同じ気持ちに立って、よく聞いて、困ったことや不安なことを包み隠さず話してくれるような雰囲気づくりを心掛けています。しかし、伝えなければいけないと感じたことは、はっきりと言います。それが、相手のことを思って伝えていることだと感じてもらうためにも、日々のコミュニケーションを大切にしています。

実践出来ていますか

最初は全然できていませんでした。後輩に対して求めすぎてしまう部分があったり、相手の個性よりも先生としてのあり方を優先してしまったり。でも、それは私の人間力が足りていないからだと分かり、段々と色々受け止められるようになって、今では仮に失敗があってもよく話した上で、「仕方がない。次は気を付けよう」と言えるようになりました。主任という肩書をもらって、自分自身が変わってきていると思います。

後輩からの相談はどんなものが多いのですか

子どもの育ちの面での相談と、翌日の活動についての相談が多いです。今は年長の担任をしていますが、年長の子どもたちも繊細な面があり、どうかかわっていけば良いか悩むことも多いです。また次の日の活動を組み立てる上で「こう考えているんですけれど他に方法がないですか」と聞かれることもあります。あとは、保護者の方への伝え方の相談もあります。後輩から要望があれば、実際に電話でお伝えしているところを横で聞いてアドバイスをすることもあります。

後輩たちと食事を食べに行ったりすることもありますか

そうですね。仲がいい後輩とよく食事に行きます。また、“年長会”という名前を付け、学年の先生たちと定期的に食事会や飲み会を開いています。

佐藤先生のいつもの1日を教えて下さい

私は意図して自宅から遠い園を選んだので通勤時間が長く、6時50分の最寄り駅発の電車に乗るために6時30分には家を出ます。園に着いたら8時20分に朝礼をして、その後、子どもたちを迎え入れ、一日子ども達と活動、保育が14時15分頃に終わったら掃除をしてちょっと一休みします。その後1日の振り返りをして、それが終わったら保護者に電話をする必要がある場合は電話をして、後輩から次の日の活動やその日あった出来事の相談などを受けて、翌日の保育の準備をして帰ります。

今までの園生活で忘れられない出来事を教えて下さい

1年目の運動会のときに、先輩に玉入れの木箱を運んで欲しいと頼まれて、すごく焦って一人で持ったらぎっくり腰になってしまったことです。その日は痛くて着替えも出来ずに同期に助けてもらい、母親に迎えに来てもらいました。そしてあだ名が「コッシー」になりました。今もそのエピソードが語り継がれているので、忘れようがありません。

毎日忙しいと思いますが、それでも頑張れるこの仕事のやりがいを教えて下さい

これほど心が動かされる仕事って、ほかにあるんだろうかと思います。泣いたり笑ったり、怒ったり感動したり、それが毎日あるんです。特に年長になると悔しくて泣いたりとか、私も熱くなって子どもと喧嘩したり、これは何事にも代えがたい経験です。

それは1年目で感じたやりがいとは違うものですか

やっぱり違います。1年目はがむしゃらに目の前にある事を日々こなす感覚でしたが、3、4年と積み上げていくうちに気持ちに余裕ができてきました。特に年長の担任をはじめて経験したときに、こんなにも子どもの心って繊細で5、6歳でこんなことを考えているんだと衝撃を受けました。例えばある子がリレーで負けた時に、幼稚園では泣かず、家に帰って玄関に入ってから泣きましたって保護者の方から聞いて、色んな子ども達の思いをくみ取れるようになりました。4年目に年長の担任したことで、一つ上の段階へ行けたというか、転機となった感覚があります。

これから幼稚園探しをする学生さんに向けて、メッセージをお願いします

私自身がそうだったのですが、幼稚園探しをする時点で、自分に合うかどうかとか、働きやすいかどうかとかは、本当には分からないと思います。ただ、幼稚園の先生って人間味が出る仕事だと思うので、笑顔があふれている幼稚園には嘘がないかなと思います。私も実際に宮前で先輩の先生の笑顔を見て働きたいと思いました。なので、私もこういう風になりたいというあこがれを抱ける先輩先生に出会って欲しいと思います。

ちなみに佐藤先生のこれからの人生計画を教えて下さい

結婚しても、出産をしても保育者を続けていきたいと考えています。結婚をすれば、保護者の気持ちが今より分かるようになるかもしれないし、出産したら子育てをしているお母さんの気持ちをより理解できると思います。そして日々の保育と並行して、研修に行くなど勉強を続けて、保育をより深めていくことにも興味があります。この仕事は一生続けていく価値があると思います。そう思える環境で今働けていることにも感謝です。

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話の内容や肩書はインタビュー当時(2016年5月)のものです。